くらすわの森、紅葉の見頃を迎えています
標高約800mに位置するくらすわの森では、今まさに紅葉が見頃。緑、黄色、赤と、さまざまな落葉広葉樹が織りなす美しいグラデーションに、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。
今の姿からは想像できないかもしれませんが、実はこの森はかつてアカマツが密集した薄暗い森でした。
約17年前、「四季を感じられる森にしたい」という思いから、森林整備がスタート。込み合ったアカマツを伐採し、太陽の光が林床まで届くようになると、土の中に眠っていたこの土地本来の樹木たちが芽吹き始めました。
植樹に頼らず、自然に生えてきた木々を丁寧に育ててきたことで、今では四季折々の表情を見せる、豊かな森へと生まれ変わりました。
秋の深まりとともに色づく森を、ぜひ歩いてみてください。自然の力と人の手が織りなす、やさしい風景が広がっています。
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植物大好き
