「チョッキン!」森に落ちたどんぐりのヒミツ
厳しい夏の暑さが和らぎ、
朝晩は秋の気配を感じる季節になりましたね。
くらすわの森も少しずつ秋に近づいています!
最近は、構内あちらこちらに緑のどんぐりが付いたコナラの枝が落ちています。

「風で落ちたのかな?」と思いきや、実はこれ、、
【ハイイロチョッキリ】という昆虫の仕業なんです!
よ~~く見るとどんぐりの帽子に小さな穴が開いています。

ハイイロチョッキリは、体長1cmほどの小さな甲虫で、秋になるとコナラやクヌギの枝に卵を産みつけます。その際、メスは枝を器用にかじって切り落とし、卵を守るために地面に落とすのです。
この行動は、まるで「チョッキリ」と枝を切るように見えることから名前が付いたそう、、、
自然を感じながら森を歩くと、いつもの風景が少し違って見えてきます。
ぜひ、くらすわの森で小さな命の物語を探してみてくださいね♪
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植物大好き