くらすわの森を歩く、冬芽の観察会が開催されました。
朝からちらちらと雪が舞う朝となった2月7日(土)。
冬らしい森の景色とともに、樹木を通して森を知る、そんなきっかけとなる時間となりました。
この森を15年以上にわたって見守ってきた樹木医・伊藤さんを講師に、参加者のみなさんと森の中へ。
最初に観察したのは、構内でも多く見られるクロモジです。
細長く尖った葉芽と、その脇に丸くつく花芽の対比が特徴的で、冬芽の分類ではうろこ状の硬い殻に包まれている、「鱗芽(りんが)」にあたります。
近くに生えていたムラサキシキブの冬芽は、うろこ状の皮に包まれない「裸芽(らが)」。小さな葉がむき出しになっている代わりに、表面に細かい毛が密生し、防寒の役割を果たしています。
そのほかにも、冬だからこそ見える枝分かれの違いなど、一見すると枯れた森に見える木々の中に、さまざまな個性が隠れていることを学びました。
散策のあとは、フォレストリング内であたたかいコーヒーと人気のお菓子「森のシュークリー」を囲んでひと休み。
「木へん」の漢字にまつわる話や、参加者の皆さんからの質問に答えながら、和やかな雰囲気で時間が流れました。
冬の森を歩きながら、あらためて樹木を深く知ることの面白さを感じるひとときとなりました。
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植物大好き

